松本人志の重い"そやねん"の話を分析して学ぶ。はじめにオチのフレーズを持ってくる話し方の技法。

この記事ではすべらない話でもよく見られる話し方の技法、はじめにオチのフレーズを持ってきて聞き手が話しに興味を持ちやすくして、オチの笑いも大きくなる話し方を見ていきます。

まずは実際の重い"そやねん"の文字書き起こしを見てもらってから解説いきたいと思います。

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重い"そやねん"の話しはFODプレミアムですべらない話第16弾の12分38秒からはじまります。

FODプレミアムですべらない話を配信してるのは、2018年10月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。

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松本人志の「重い"そやねん"」の話 すべらない話第16弾(12分38秒~)

(サイコロ1発目であたって。)

うわ、これはちょっと想定してなかったなあ。

あのー、えーと、数年前なんですけどー、あのー、皆さんどうですか?そやねん、とかね、こういうのよく、まあ大阪弁ですけどねー、まあこっちの人は、そうだよみたいな、あの、そやねんとか、軽ーくまあ、言うじゃないですか、だいたい、すごくおもーくそやねんって言うたことってなかなかないんですよね。

ていう、僕は過去にそのときだけは、それを言ってしまったんですけども。

あのー、数年前にまあちょっとまあ、当時付き合ってた彼女と、まあ都内、ドライブっていうほどでも無いんですけど、まあ運転しまして、でその彼女がちょっと、コンビニ行きたいって言って、あーじゃあ行こかあ、でコンビニの前、僕車とめまして、でまあ彼女が行くから、まあ一緒に行くこともないんで、僕は車で待ってるわあ、っていうことで待ってたんですけど、まあ正直あんまりあのーかっこええ話しじゃないんですけども、どうしてもやっぱりこう女癖が当時やっぱりあのー、、良くなかったんです。

で携帯まあ基本的にマナーモードしてるんです、ていうのもまあ彼女といるときにかかってくるとややこしいので、まあまあマナーモードにしてるんですけどもまあ彼女がトイレ行ったり、コンビニ行くとやっぱりどうしてもちょっと確認を、まあここぞとばかりにこうぱって見ますよね。

ほならマネージャーからちょっと着信があって、で、オフにマネージャーから着信がある時点で、もうばっくばっくしてるんですよ。

で何やろ、これなんやおかしいぞ、おかしいぞ、でまあまだ、コンビニから帰ってくる感じもないので、ちょっともしもし、何?って言うたら、まあまあ、ある雑誌から連絡がありまして、で女性と2人でいるとこを写真に撮られてます。

誰やってなったんですよ、どんどん誰やねん、誰やねんっていうのがあるんです。

いつや、いつやっていう。

先々週の木曜日です。

先々週の木曜日、、わからん、誰や、誰やってもううーわーなるんです。

で変な汗も出てくる、ほなもうコンビニから彼女が、もういそいそと出てくるんですよ、うわうわうわ、どーしょう、どーしょう、どーしょう、誰や誰や、まんんわかった、あとで電話する、ばってきって、とにかく、うわどうしよどうしよどうしよどうしよ、うーわーとおもて、もう1歩1歩近づいてくるんです。

もうあかんと思って、謝ろうと思って、とにかく謝るしかないと思って、で彼女がばたんて戻ってきたときに。

すまんと、写真撮られたって言うたんですよ。

先々週の木曜日に写真撮られた。

あっあたしといたときだねー。

そやねん。(重い感じで)

そやねん。

このそやねんは重かったですねー。

重低音、ウーハー。

まあ、ちなみにそれが、今の嫁なんですけども。

 

以上が重い"そやねん"の文字書き起こしです。

それでは解説いきたいと思います。

記事のはじめに書きましたが、重い"そやねん"の話しは、はじめに普通はそやねんって言葉は軽い感じで言うことが多いけど、過去に1回だけ重い感じでそやねんって言ってしまったことがあるという、この話しのオチのフレーズである、重い"そやねん"の説明から話しがはじまります。

オチのフレーズを話しのはじめに出しておくパターンの話しの展開ですね。

このオチのフレーズを話しのはじめに出しておくパターンはそれほどめずらしいパターンではなくて、すべらない話でも色んな話し手がこのパターンで話を展開しています。オチのフレーズを話しのはじめに出しておくパターンのメリットは、

  1. インパクトのあるオチのフレーズなら、それをはじめに出しておくことで、そのフレーズがどういった形でオチに絡んでくるのかと聞き手に興味を持たせ、話しを集中して聞いてもらえやすくなる。
  2. はじめにオチのフレーズの説明をしておくことで、フレーズ自体に意味を持たせ、オチでそのフレーズが出てきたときの笑いをより大きくすることが出来る。

です。

今回の重い"そやねん"の話しは、2つ目の、はじめにオチのフレーズの説明をしておくことで、フレーズ自体に意味を持たせ、オチでそのフレーズが出てきたときの笑いをより大きくすることが出来るという方の効果を持たせた利用方法です。

はじめの重い"そやねん"の説明が無くても、オチで笑いは起きますが、はじめに重い"そやねん"の説明をしておくことで、オチで重い感じでそやねんと言ったところで笑いの量が何倍にもなっています。

 

話しの流れで言うと、結起承転結というふうに、はじめに結論を持ってきて、そのあとに起承転結で物語を語るという手法です。

 

結起承転結で話が構成されているというのは簡単ですが、実際にどこの話しの部分が結起承転結のどの部分に当てはまるのか分解して当てはめてみましょう。

 

松本人志の重い"そやねん"の話しを起承転結に分ける

松本人志の重い"そやねん"の話しのはじめの結の部分

あのー、えーと、数年前なんですけどー、あのー、皆さんどうですか?そやねん、とかね、こういうのよく、まあ大阪弁ですけどねー、まあこっちの人は、そうだよみたいな、あの、そやねんとか、軽ーくまあ、言うじゃないですか、だいたい、すごくおもーくそやねんって言うたことってなかなかないんですよね。

ていう、僕は過去にそのときだけは、それを言ってしまったんですけども。

 

ここまで。

 

上記の部分が松本人志の重い"そやねん"の話のはじめの結の部分です。

物語に入る前に、そやねんという言葉は通常軽い感じで言う場合が多い。

重い感じでそやねんということってほとんどない。

過去に一度だけ重い感じでそやねんっていったことがある。

そして今からする話はその過去に1度だけ重い感じでそやねんって言ったときのことということをはじめに伝えています。

 

松本人志の重い"そやねん"の話しの起の部分

あのー、数年前にまあちょっとまあ、当時付き合ってた彼女と、まあ都内、ドライブっていうほどでも無いんですけど、まあ運転しまして、でその彼女がちょっと、コンビニ行きたいって言って、あーじゃあ行こかあ、でコンビニの前、僕車とめまして、でまあ彼女が行くから、まあ一緒に行くこともないんで、僕は車で待ってるわあ、っていうことで待ってたんですけど、まあ正直あんまりあのーかっこええ話しじゃないんですけども、どうしてもやっぱりこう女癖が当時やっぱりあのー、、良くなかったんです。

 

ここまで。

 

物語の導入部分ですね。

数年前に付き合ってた彼女とドライブしてて、コンビニ寄った。

彼女がコンビニに行っている間、自分は車で待っていた。

当時は女癖が悪かった。

ということを話し物語をスタートさせています。

 

松本人志の重い"そやねん"の話しの承の部分

で携帯まあ基本的にマナーモードしてるんです、ていうのもまあ彼女といるときにかかってくるとややこしいので、まあまあマナーモードにしてるんですけどもまあ彼女がトイレ行ったり、コンビニ行くとやっぱりどうしてもちょっと確認を、まあここぞとばかりにこうぱって見ますよね。

ほならマネージャーからちょっと着信があって、で、オフにマネージャーから着信がある時点で、もうばっくばっくしてるんですよ。

 

ここまで。

 

彼女がコンビニ行ってる隙に携帯チェックをした。

マネージャーから着信があった。

休みの日にマネージャーから着信があったので、何か事件でもあったのかと心臓がばっくばっくだった。

という流れで物語は進んで行きます。

 

松本人志の重い"そやねん"の話しの転の部分

で何やろ、これなんやおかしいぞ、おかしいぞ、でまあまだ、コンビニから帰ってくる感じもないので、ちょっともしもし、何?って言うたら、まあまあ、ある雑誌から連絡がありまして、で女性と2人でいるとこを写真に撮られてます。

誰やってなったんですよ、どんどん誰やねん、誰やねんっていうのがあるんです。

いつや、いつやっていう。

先々週の木曜日です。

先々週の木曜日、、わからん、誰や、誰やってもううーわーなるんです。

で変な汗も出てくる、ほなもうコンビニから彼女が、もういそいそと出てくるんですよ、うわうわうわ、どーしょう、どーしょう、どーしょう、誰や誰や、まんんわかった、あとで電話する、ばってきって、とにかく、うわどうしよどうしよどうしよどうしよ、うーわーとおもて、もう1歩1歩近づいてくるんです。

 

ここまで。

 

まだ彼女がコンビニから帰ってこないのでマネージャーに電話をしてみると、週刊誌に女性といるところを写真に撮られていたことが判明。

撮られた日にちはわかるが、その日のことは思い出せない。

誰と撮られたか思い出そうとはするが、なかなか思い出せない、そうこうしてるうちに彼女がコンビニから戻ってきている。

 

と物語に事件が起こり状況は一変します。

 

松本人志の重い"そやねん"の話しの結の部分

もうあかんと思って、謝ろうと思って、とにかく謝るしかないと思って、で彼女がばたんて戻ってきたときに。

すまんと、写真撮られたって言うたんですよ。

先々週の木曜日に写真撮られた。

あっあたしといたときだねー。

そやねん。(重い感じで)

そやねん。

このそやねんは重かったですねー。

重低音、ウーハー。

まあ、ちなみにそれが、今の嫁なんですけども。

 

ここまで。

 

女性と写真に撮られたことを彼女に謝るしかないと思い、先々週の木曜日に写真撮られたことを伝え、すまんと謝った。

しかしそれを聞いた彼女が言った言葉は、それあたしといたときだねーというものだった。

それを聞いて、松本はそやねんと重い感じで言った。

結局週刊誌に撮られたのはその彼女といるところを撮られていた。

松本は焦っていたのを感じさせないように重い感じでそやねんと言った。

ちなみにその彼女は今の奥さんだ。

 

といったのが、重い"そやねん"の話の起承転結です。

はじめに重い"そやねん"の説明をしていることで、オチのそやねんの言葉に込められた感情がよりわかりやすくなっているので、笑いが起きます。

重い"そやねん"の話しのように、はじめにオチのセリフをあえて言っておいて、オチのセリフの効果を強くする話し方は芸人さんがよく使うパターンの1つです。

すべらない話でもいろんな芸人さんがこの技法を使っているので、ぜひすべらない話を観て確認してみてください。

 

 

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