千原ジュニアの「大阪のおばちゃん」の話。人間観察から生まれるスタンダードな笑いを学ぶ。

今回は日常であった面白い話しをそのまま伝えて笑いをとる技術を学びます。

まずは、すべらない話の第8弾で千原ジュニアさんが話した「大阪のおばちゃん」の話の文字書き起こしを見てみて下さい。

千原ジュニアの「大阪のおばちゃん」の話 すべらない話第8弾(10分21秒~)

あのですねー、あの、度肝を抜かれたんです。

つい先日、ね、大阪でね、仕事で大阪行ったんですよ。

大阪に、我々吉本工業の会社がありまして、で、なんばグランド花月という、あのー劇場がありまして、そのねー、ほんと近所にー、あのー道具屋筋っていう、ね、あのーほそーい商店街があるんですよ、いろんな道具を売ってる、その路地をちょっと入ったとこにある、えー、まあ、ふじっていうね、喫茶店、まあぼろーい、その社員だ芸人さんがもう昔から行く、もうぼろーい、いまだに和式で便所がこれなんですよ、みたいなぼろーい喫茶店に、芸人3人で僕入れて3人で行ったんですよ。

ほんで座ってー、ぱって隣見たらー、大阪のまあおばちゃんがー、2人こうこっちに座ってたんですけどー、まあパートの、たぶん休憩時間やと思うんですよ。

1人はー、えー割烹着、きたなーい割烹着着てー、座ってるんですよ。

ほもう1人はー、あの、でっかーい、あのーくまさんのー絵かいたー、あのーちょっと太ったー、お、おばちゃんなんですけどー、もうでっかーいトレーナーのね、すそながーいトレーナーのくまさん、かわいいくまさんがかかれた、おばちゃんがそこ座ってるんですよ。

ほんでまあ、僕ら普通にしゃべってたらー、何か全然会話してないんですよ。

何か、こう考えこんでるんですよ、2人が。

大阪のおばちゃんて結構ねー、どこ行ったってわー、うるさいしょ。

あれ、静かやなーと思てたんですよ。

ほんでまあまあ、気にせずこっちばーってしゃべってたら、まじですよ。

その、割烹着の方がー、やっぱあのサイドキターやめさそっていうたんですわ。

えー!!!

ほんで、そのくまさんのほうが、そやなあ言うて、帰って行ったんですよ。

えー!!!

ってなって、3人で聞いた?!聞いた?!ってなって。

どういうことが。

どういうことが考えられると。

やってんのか、プロデュースしてんのか。

リードギターがおるわけですからねえ。

 

以上がすべらない話第8弾で千原ジュニアさんが話した「大阪のおばちゃん」の話です。

 

話しはシンプルで、先日、大阪のなんばグランド花月の近くの道具屋筋の路地を入ったところにあるふじという喫茶店で大阪のおばちゃんがパートの休憩中だろうと思われる格好をして2人でいた。

大阪のおばちゃんなのに全然しゃべってなくて、2人で考え込んでいる。

そして話し出した言葉が、やっぱあのサイドギターやめさそという衝撃の言葉だったというもの。

 

笑いが起こるポイントは、どこにでもいそうなパートの休憩中っぽい格好をした大阪のおばちゃんとサイドギターやめさそという、パートの休憩中の大阪のおばちゃんが言わなさそうな言葉のギャップです。

何かおかしい、変ということですね。

 

こういったことに遭遇して笑い話にすることはありますので、割と一般的に使われる笑い話のパターンだと思いますが、こういった話でも話しの要点を押さえて話さないと上手く笑い話にならないのでしっかりと確実に笑いがとれるように要点を伝える技術を押さえておきたいものです。

 

こういった日常を聞き手にちゃんと頭の中で状況を想像できるように話すには4W1Hをしっかり入れて話すことが重要です。

 

4W1H、聞いたことがあると思います。

元々小論文の基本の骨組みを表したもので「いつ(When)」「どこで(Where)」「だれが(Who)」「なにを(What)」「どのように(How)」を表しています。

 

日常で起こった話しをするときにもこの4W1Hを入れて話すと、状況をしっかりと想像できるように話しが出来ます。

 

大阪のおばちゃんの話しをこの4W1Hにあてはめると、いつ(When)→先日、どこで(Where)→大阪のなんばグランド花月の近くの道具屋筋の路地を入ったところの喫茶店ふじで、だれが(Who)→パートの休憩中っぽい大阪のおばちゃんが、なにを(What)→考え事をしていた、どのように(How)→大阪のおばちゃんのイメージとは違う真剣な面持ちで、となります。

 

このようにポイントを押さえて状況をしっかり話せているのであのサイドギターやめさそというオチがしっかり効いてきます。

 

これがもっと簡素に、喫茶店でおばちゃんがあのさいどきたーやめさそって話ししててん。

 

と話すと、面白いですが、物凄く弱くなります。

 

状況説明があまいので、聞き手がオチで盛り上がれるほど状況を頭に描けていないからです。

 

勿論説明がくどすぎても話しがだれるので注意が必要ですが、適切なボリュームの状況説明は必要です。

 

話しのプロである芸人さんでなくても、日常のふとした面白いことで話しを盛り上げることが出来ると、聞き手を楽しませることが出来ますし、笑いがとれる話し方が出来ると周りから一目置かれます。

 

何よりも楽しい話しが出来る人と思われて損はありません。

 

このように日常のふとしたことでも笑いがとれるように話術を磨いていきたいものです。

 

ちなみにジャーナリズムの世界では4W1Hに「なぜ(Why)」を加えた5W1H、ビジネスの世界では更に「どのくらい(How much/How many)」を加えた5W2Hというものもあります。

 

今回の大阪のおばちゃんの話しではなぜ(Why)そんな話しになったのか、どのくらい(How much/How many)話し合って出た結論なのか、どのくらい(How much/How many)真剣にやってるバンドなのかはわかりませんので、オチでみんなで笑ったあとに、底の部分を想像出来る余地として、みんなで想像して盛り上がってもいいと思います。

 

以上、千原ジュニアの「大阪のおばちゃん」の話を題材にして、人間観察から生まれるスタンダードな笑いを学ぶでした。

 

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大阪のおばちゃんの話しは第8弾の10分21秒からはじまります。

 

すべらない話を観て話術を磨いて、世界を笑いで溢れさせましょう(^^)/

 

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